セレンディップ・ホールディングスは、アペックスの全株式を取得し子会社化することを決めた。アペックスは試作品製作を主力とし、顧客の開発工程において幅広いサービスを提供している。セレンディップは中堅・中小製造業に特化して事業承継・経営の近代化を支援する事業投資会社であり、既存投資先の自動車部品メーカー2社との相乗効果が見込めると判断した。取得価額は非公表で、取得予定日は2023年1月10日。M&Aアドバイザーとしては、セレンディップの中堅・中小企業支援の戦略に合致する買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。