セコムは、連結子会社のセコム上信越にTOBを実施し、完全子会社化することを発表した。TOBが成立すれば、セコム上信越の東京証券取引所市場第2部上場は廃止となる。買付価格は1株当たり6350円で、買付代金は約375億円。買付期間は2021年5月31日から7月9日までの30営業日。M&Aアドバイザーとしては、両社の一体化により経営判断の迅速化や企業価値の向上が期待されると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。