セイコーエプソンは、ICテストハンドラー事業を兼松に譲渡することを決定した。ICテストハンドラーは半導体の動作試験に使用される搬送装置で、当該事業の部門売上高は30億~40億円とされる。譲渡価額は非公表で、2021年4月上旬に実施される予定。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:セイコーエプソンの商品構成の適正化に伴い、ICテストハンドラー事業の譲渡が決定された。兼松は、半導体関連事業に強みを持つ総合商社であり、今後の事業拡大が期待される。