セイコーエプソンは、ICテストハンドラー事業を兼松に譲渡することを決定した。ICテストハンドラーは半導体の動作試験に使用される搬送装置で、当該事業の部門売上高は30億~40億円とされる。譲渡価額は非公表で、2021年4月上旬に実施される予定。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:セイコーエプソンの商品構成の適正化に伴い、ICテストハンドラー事業の譲渡が決定された。兼松は、半導体関連事業に強みを持つ総合商社であり、今後の事業拡大が期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。