スマートバリューは、ドコモショップ事業をイリオスネットに譲渡し、クラウドソリューション事業に経営資源を集中することを決定した。譲渡先のイリオスネットは、携帯ショップのほか、釣り具専門店やセレクトショップ、カフェ店舗を運営している。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2020年3月31日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:スマートバリューがドコモショップ事業を譲渡し、クラウドソリューション事業に経営資源を集中することで、収益性の高い事業に注力する戦略は理解できる。一方で、イリオスネットは携帯ショップのほかにも多岐にわたる事業を展開しており、今後の経営戦略に注目が必要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。