光通信傘下のスカラが、コネクトエージェンシーの株式51%を取得し、子会社化することを決定した。コネクトエージェンシーは、秒課金や全通話録音機能を持つワンストップIP電話サービス部門を事業化しており、スカラは自社のコールセンター関連ITサービスと連携することで、事業シナジーを期待している。取得価額は4億3400万円で、取得予定日は2018年10月31日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:スカラの今回のM&Aは、自社のサービスを拡充するための戦略的な買収である。コネクトエージェンシーのワンストップIP電話サービス部門を取得することで、スカラは顧客に対してより幅広いサービス提供が可能となり、事業拡大につながると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。