スカパーJSAT、エンルートの一部事業をNTT e-Drone Technologyに譲渡へ。NTTグループとの連携で通信不感帯や画像解析などのサービス領域拡大を目指す。譲渡価額は非公表、予定日は2021年1月31日。

スカパーJSATホールディングスの子会社であるエンルートは、農業・産業用ドローン事業の一部をNTT e-Drone Technologyに譲渡することを決定した。NTTグループとの連携により、通信不感帯や見通し外飛行における技術的課題の解決や画像解析などのサービス領域拡大に取り組む。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2021年1月31日となっている。

M&Aアドバイザーとしてのコメント：この譲渡は、NTTグループとの連携により、エンルートの事業拡大を促進するための戦略的な決定である。NTT e-Drone Technologyは、ドローン技術における高い専門性を持ち、エンルートの事業拡大に貢献することが期待される。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。