シャープは、中国子会社の連雲港康達智精密技術の全持ち分を遼寧中藍電子科技に譲渡することを決定した。譲渡価額や日程は非公表。遼寧中藍電子科技はスマートフォン機器の部品・コンポーネントの設計や開発、製造を手がける。M&Aアドバイザーとしては、シャープが業績低迷や不適切会計処理に伴う業績修正への対応を課題としていたことから、今回の譲渡は経営戦略の一環として行われたものと考えられる。