シミックホールディングスが、希少疾患支援プラットフォームを展開するノックオンザドアの株式51.7%を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は7億2900万円で、取得予定日は2022年10月19日。ノックオンザドアは、てんかん支援プラットフォーム「nanacara(ナナカラ)」を軸に事業を展開している。シミックは、CROとして、主に製薬企業に対して支援事業を手がけているが、近年はヘルスケア分野へ事業領域を広げている。M&Aアドバイザーとしては、シミックのヘルスケア分野への進出戦略に合致する買収であると言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。