ザッパラスが、旅行子会社PINKの全保有株式を第三者に譲渡することを決定した。この措置は、新型コロナウイルス感染拡大による旅行需要の低迷を受けたものである。PINKは、開運や美容などテーマ性のある旅行の催行や取次業務を展開してきた。譲渡先や価格は非公表で、譲渡予定日は2021年3月31日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:新型コロナウイルス感染拡大による旅行需要の低迷は、旅行業界に大きな影響を与えています。PINKの譲渡は、ザッパラスが事業のリストラクチャリングを進めるための戦略的な決断であると考えられます。今後、旅行業界は、需要の回復に向けて様々な取り組みを行っていくことが求められます。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。