サーラコーポレーションの子会社である新協技研が手がける表面処理事業を、高木製作所が設立した新会社「東三河高木」に譲渡することが決定した。譲渡価格は非公表で、譲渡予定日は2022年6月1日。新協技研は金属加工と表面処理を両輪として自動車関連部品を製造しているが、設備の老朽化が進んでおり、表面処理事業について高木製作所から取得の申し出があったという。M&Aアドバイザーとしては、両社の戦略的なシナジー効果を最大限に引き出し、双方にとって有益な取引となるよう支援することが重要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。