サン電子は、マレーシアの情報通信サービス会社EKTech Holdings Sdn. Bhd.の全株式を取得し、子会社化することを決めた。EKTechグループの各種サービスは、サン電子が新規事業として力を入れているIoT・M2M事業との相乗効果が期待できるほか、ASEAN地域で事業基盤を確保する狙いもある。取得価額は非公表で、取得予定は2023年1月下旬だったが、2月2日に取得が完了したと発表された。
【M&Aアドバイザーのコメント】
サン電子のEKTech Holdings Sdn. Bhd.の買収は、同社のIoT・M2M事業の拡大に向けた重要な一歩となる。ASEAN地域での事業基盤の確保も、今後の成長につながると考えられる。また、買収価格が非公表であることから、今後の財務面にも注目が集まる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。