サンネクスタグループは、全額出資子会社の全日総管理の全株式を創業者で現社長の長友孝祥氏に譲渡することを決めた。譲渡価額は5億9100万円で、譲渡予定日は2022年3月31日。サンネクスタは2017年に全日総管理を傘下に収めたが、相乗効果を引き出せなかったため、今回の決定に至った。
【M&Aアドバイザーのコメント】
サンネクスタグループは、不動産関連事業を展開する企業であり、今回の譲渡により、経営資源の集中化を図ることができると考えられます。一方で、全日総管理は創業者による買収となるため、今後の経営方針や事業展開に注目が集まるでしょう。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。