サントリー食品インターナショナルは、ナイジェリアで清涼飲料の製造・販売を手がける子会社の全株式を投資会社のAFDLに譲渡することを決めた。譲渡価額は約15億円で、譲渡予定は2022年6月まで。ナイジェリアで展開してきた「Lucozade(ルコゼード)」、「Ribena(ライビーナ)」ブランド製品については独占的な製造・販売権をAFDLに付与することで合意した。M&Aアドバイザーとしては、サントリー食品がナイジェリア事業の成長に向けてあらゆる選択肢を検討し、今回の譲渡に至ったことは戦略的な判断と言える。