サムティは、シャングリ・ラグループが進める「シャングリ・ラ京都二条城」プロジェクトの特別目的会社の持ち分80%を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は非公表で、11月末までに49%、12月末までに残り31%を取得する予定。シャングリ・ラグループは世界26カ国で4ブランド・102のホテルを展開しており、日本国内では2009年に「シャングリ・ラ東京」が初進出している。プロジェクトは2022年1月に着工し、2024年12月に開業予定。

【M&Aアドバイザーとしてのコメント】
サムティの今回のM&Aは、アフターコロナを見据えた需要回復後のビジネスチャンスを見据えたものである。シャングリ・ラグループは世界的なホテルチェーンであり、日本国内でも高級ホテル市場において高い評価を得ている。今後、サムティはこのプロジェクトを通じて、ホテル事業において更なる成長を目指すことが期待される。