サノヤスホールディングスが、電力関連機器メーカーのハピネスデンキを全株式取得し、子会社化することを決定した。ハピネスデンキは、動力制御盤や分電盤、配電盤などを製造し、官公庁や大学、大型ビル、空港などに多数の納入実績を持つ。サノヤスは、造船・プラント事業を主力とするが、ハピネスを傘下に取り込むことで、各種産業機器事業の基盤強化を図る。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年1月6日。M&Aアドバイザーとしては、サノヤスの事業拡大に向けた戦略的なM&Aであると評価できる。