サックスバーホールディングスは、三香堂の全株式を取得し、子会社化することを決定した。三香堂は「日乃本帆布」のブランドで帆布製バッグや財布、小物を製造販売している。サックスバーホールディングスは、鞄、袋物、財布、雑貨などの小売りを手がけ、全国の商業施設に直営店舗を出店している。三香堂をグループに迎え、商品の相互補完や共同開発などを進め、事業拡大につなげる。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年7月1日。
M&Aアドバイザーのコメント:サックスバーホールディングスは、三香堂の買収により、商品の相互補完や共同開発を進め、事業拡大につなげることができる。また、日乃本帆布のブランドを取り込むことで、ブランド力の強化も期待できる。今後は、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、事業拡大を進めることが重要となる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。