コンコルディア・フィナンシャルグループは、住宅ローンを中心とした信用保証事業を手がける東日本保証サービスの全株式を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は非公表で、取得予定日は2023年4月28日。東日本保証サービスは東日本銀行の傘下で、保証債務残高は344億円。全国保証は保証債務残高約16兆円を保有し、民間金融機関による住宅ローン貸出残高約190兆円に対する保証シェアは8.3%という。

M&Aアドバイザーのコメント:コンコルディア・フィナンシャルグループは、住宅ローン市場での成長を目指し、東日本保証サービスの子会社化を決定した。全国保証の保証シェアが8.3%であることから、今後は保証シェアの拡大を目指し、住宅ローン市場での競争力を高めることが期待される。