岐阜市の資産管理会社、コモリ・コーポレーションが、三菱商事との提携解消を受けて、ヒマラヤ株のTOBを実施することを発表した。三菱商事は保有する7.84%の株式を全て売却する。TOB価格は1株当たり805円で、公表前営業日の終値に対して-19.82%のディスカウントプレミアムとなる。買付期間は2021年1月4日から2月1日までで、買付代金は約8億円。M&Aアドバイザーとしては、今後のヒマラヤの経営戦略や成長戦略に注目する必要がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。