ケーヒンは自動車空調用熱交換器製品などを製造販売するケーヒン・サーマル・テクノロジーの全株式をマーレベーアジャパンに譲渡することを決めた。譲渡価額は約100円で、譲渡日は2021年2月1日の予定。ケーヒンは事業再編費用約48億円の拠出を予定している。M&Aアドバイザーとしては、経営統合に伴い、競争力強化のための売却は適切な判断であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。