グローリーは、ドイツ子会社viafintech GmbHの保有株式51.93%をオーストリアのpaysafecard.com Wertkarten GmbHに譲渡することを決定した。譲渡価格は非公表で、譲渡予定日は未確定。グローリーは、商店など身近な流通店舗にキャッシュのアクセスポイントを張り巡らせる事業構想「Cash4.0」に取り組んでおり、paysafecardとの協業により、現金入金や支払いが可能になる予定。譲渡は2021年11月2日に完了した。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:グローリーのCash4.0事業構想において、paysafecardとの協業は重要な一歩である。現金決済において、身近な流通店舗にアクセスポイントを設置することで、顧客の利便性が向上すると同時に、グローリーのビジネスモデルにも大きな影響を与えることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。