グランディーズが、レオパレス21傘下のもりぞうの全株式を1円で取得し、子会社化することを決めた。取得予定日は2022年10月1日で、もりぞうは中高級志向の戸建注文住宅事業を展開している。グランディーズは、低価格な建売住宅のノウハウともりぞうのノウハウを共有し、相乗効果を引き出すことを目指している。グランディーズは、もりぞうを子会社化後、徹底したコスト管理や収益構造の再構築を図り、3年以内の黒字化を目指すとしている。
M&Aアドバイザーのコメント:グランディーズが、低価格な建売住宅のノウハウともりぞうの中高級志向のノウハウを共有することで、相乗効果を引き出す戦略は、業界内で注目されるものである。グランディーズが、もりぞうの再構築に取り組むことで、戸建注文住宅市場において、より強固な地位を築くことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。