クレアホールディングスは、100%子会社のアルトルイズムの全株式を社長の橋本弘氏に1億4700万円で譲渡した。アルトルイズムは飲食や美容機器事業を手がけていたが、業績が伸び悩んでいた。クレアHDは事業多角化の一環として2018年にアルトルイズムを傘下に収めたが、新型コロナウイルス感染症の影響で苦戦を強いられた。M&Aアドバイザーとしては、事業多角化によるリスクを考慮し、事業の適切なポートフォリオ管理が必要であることを示唆する。