クオールホールディングスは、パワーファーマシーの全株式を取得し、子会社化することを決めた。パワーファーマシーは栃木県を中心に調剤薬局38店舗を展開しており、取得後のクオールグループの栃木県内での店舗数は約70となる。取得価額は非公表で、取得予定日は2023年1月18日となっている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
今回のM&Aは、クオールホールディングスがドミナント戦略を進める上で重要な一歩となるものである。地域集中出店を進めることで、顧客の利便性向上や経営効率化が期待できる。今後も同様のM&Aが増加する可能性があるため、市場動向に注目が必要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。