キムラタンは、和泉商事の全株式を取得し子会社化することを決めた。和泉商事は不動産賃貸業を営み、約70の収益物件を所有している。キムラタンは、不動産事業を経営の第2の柱として育成する方針であり、主力のベビー・子供アパレル事業を縮小する。取得価額は非公表で、取得予定日は2022年4月1日となっている。
M&Aアドバイザーのコメント:キムラタンの不動産事業の育成に向けた取り組みは、今後の成長につながる重要な戦略である。和泉商事の収益物件の取得により、キムラタンの不動産事業の拡大が期待される。ただし、主力事業の縮小による影響も懸念されるため、経営戦略の見直しや新たな事業展開が求められる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。