キッコーマンは、米国子会社カントリーライフの全出資持ち分を米投資ファンドの傘下企業に譲渡することを決定した。譲渡価格は非公表で、譲渡予定日も未確定。カントリーライフは、栄養補助食品・健康食品製造を手掛けており、キッコーマンは海外事業における経営資源の選択と集中を進めている。M&Aアドバイザーとしては、キッコーマンの海外事業の再編に注目し、今後の動向に注目したい。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。