カルビーが、さつまいも加工卸販売のポテトかいつかを約139億円で買収することを発表した。ポテトかいつかは、さつまいもの卸売会社として創業し、現在はオリジナルブランドのさつまいも「紅天使」を主体に、焼き芋用原料の小売り販売のほか、焼き芋などの直販も手がけている。カルビーは、甘しょ事業に参入し、ポテトチップスで培った技術を活用して、新分野である甘しょ事業の拡大を目指す。茨城県は、さつまいもの国内収穫量2位で、同社の取り扱いシェアも上位という。M&Aアドバイザーとしては、カルビーの甘しょ事業参入により、市場拡大が期待されると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。