オートバックスセブンは、タイの連結子会社であるSAB社の株式の一部をPTG社に譲渡し、持ち株比率を52.44%から12.29%に下げ、連結対象から外れる。これは、不採算の海外小売事業を縮小し、収益性の高い卸売事業を拡大するための施策の一環である。タイでのオートバックスブランドの店舗運営は、PTG社が主導する。譲渡価額は非公表。M&Aアドバイザーとしては、オートバックスセブンが収益性を重視し、事業の再編成を進める姿勢が示されていると評価できる。