オークネットは、東京砧花き園芸市場の全株式を取得し、子会社化することを決定した。これにより、花き流通事業の拡大を目指す。東京砧花き園芸市場は、洋ラン・観葉植物・ガーデニング素材などの鉢物を主に取り扱う現物市場で、立地に優位性があり、高級品が集まるとされている。オークネット子会社のオークネット・アグリビジネスは、切花を中心とした花きのWebオークション・流通に付随する情報提供サービスを展開している。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年7月1日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:オークネットの東京砧花き園芸市場の買収は、同社の花き流通事業の拡大につながる重要な一歩である。東京砧花き園芸市場の立地には優位性があり、高級品が集まることから、オークネットの事業拡大に大きく貢献することが期待される。また、オークネット・アグリビジネスの切花を中心とした花きのWebオークション・流通
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。