オンワードホールディングスは、イタリア子会社のオンワードラグジュアリーグループの全株式を現地投資会社に譲渡した。新型コロナウイルスの影響で海外事業の経営環境が悪化したため、グローバル事業構造改革の一環として不採算事業を切り離した。譲渡価額は非公表。M&Aアドバイザーとしては、オンワードホールディングスが不採算事業を切り離すことで、経営効率を高めることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。