オリンパスは、医療用蛍光イメージングシステムの開発・製造を手がけるオランダのクエスト・フォトニック・デバイスズを約46億円で買収することを決定した。買収後の企業業績に応じた条件付き対価も最大約18億円支払われる。クエストは蛍光イメージング分野の先進的企業であり、オリンパスの外科手術用内視鏡システムと組み合わせ、高品質なイメージングサービス提供につなげることが目的とされる。2021年2月9日に株式の取得が完了したと発表された。
【M&Aアドバイザーとしてのコメント】
オリンパスの買収は、医療分野における技術革新を促進することが狙いとされる。クエストの蛍光イメージング技術をオリンパスの内視鏡システムと組み合わせることで、外科手術の精度向上や治療効果の向上につながると期待される。また、オリンパスは医療分野においてグローバルな競争力を持つ企業であり、今後もM&Aを通じて技術力の強化や事業拡大を進めるこ
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。