オウケイウェイヴは、通訳・翻訳子会社のブリックスの全所有株式76.85%を、MBOを通じてブリックス出資組合に3億円で譲渡することを決めた。ブリックス出資組合は、ブリックス株式の取得を目的に設立された。オウケイウェイヴは、プラットフォーム事業に経営資源を集中する中で、訪日外国人向けサービスを手がけるブリックスについて好条件での売却を模索していた。M&Aアドバイザーとしては、オウケイウェイヴが経営資源を集中する方針に沿った戦略的な決断をしたと評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。