エプコは、太陽光発電システムの設置工事を手がけるシステムハウスエンジニアリングの全株式を取得し、子会社化することを決めた。これにより、省エネ工事の施工体制を強化する狙いがある。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年3月30日。一方、藤田エンジニアリングは再生可能エネルギー市場の厳しさに対応し、グループ内の事業を見直すことにした。
M&Aアドバイザーのコメント:エプコのシステムハウスエンジニアリングの買収は、再生可能エネルギー市場における競争の激化に対応するための戦略の一環として、エプコが取った重要な一手である。今後、エプコは、省エネ工事の施工体制を強化し、市場での競争力を高めることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。