ウッドワンは、中国子会社の住建の全持分を上海鑫村投資管理に譲渡することを決定した。住建はウッドワン向けに木製品を製造していたが、労務費増や環境規制強化などで経営環境が厳しくなっていた。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2019年3月中。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:住建の譲渡は、ウッドワンが経営環境の厳しさを受けて、事業の再編成を進める一環として行われたものと考えられる。今後、ウッドワンはより収益性の高い事業に注力することが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。