fonfunに対するサイブリッジホールディングスによるTOB実施のお知らせ
fonfunは15日、同社に対してインターネット事業を手がけるサイブリッジホールディングス(東京都品川区)がTOB(株式公開買い付け)を実施することを発表いたしました。サイブリッジホールディングスは現在、fonfun株の15.15%を所有しており、TOBを通じてfonfunの筆頭株主である武蔵野(東京都小金井市)から全保有株式39.51%を取得し、自社の所有割合を54.66%に引き上げてfonfunを子会社化する予定です。買付代金は最大7億7359万円で、fonfunはこのTOBに賛同の意向を示しております。
TOBの概要
今回のTOBは、サイブリッジホールディングス傘下のサイブリッジ合同会社(東京都品川区)が主体となります。fonfun株の買付価格は1株につき455円で、TOB公表前営業日の終値351円に対して28.9%のプレミアムが上乗せされた価格となっております。買付予定数は上限を170万200株(所有割合50.97%)、下限を131万8000株(所有割合39.51%)と設定し、買付期間は5月16日から6月12日、決済の開始日は6月19日を予定しております。公開買付代理人は東海東京証券が担当します。
fonfunの今後の見通し
fonfunは、東証スタンダード市場上場を維持する見通しです。同社は1997年にインターネットを利用した情報提供サービスやシステム開発を目的としてネットビレッジとして設立され、2006年にfonfunへ社名変更。2002年にジャスダック市場へ上場し(2022年4月に東証スタンダード市場へ移行)、確かな実績を積んできました。今回の子会社化により、サイブリッジホールディングス傘下で再成長を目指す方針です。
サイブリッジホールディングスとfonfunの協業効果
サイブリッジホールディングスが拥有するリソースやノウハウを活用することで、fonfunの提供するインターネット関連サービスの拡大や、新たなサービス開発の迅速化を実現できると期待されております。また、経営基盤の強化により、さらなる事業の発展や新規市場への参入など、多角的な事業展開も視野に入れることでしょう。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手企業様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aを検討中の企業様や個人事業主様に対し、最適なサポートを提供しながら、経営者様の理想を実現するための支援を行っております。M&Aに関してのご相談やご質問がございましたら、ぜひ株式会社M&A Doにお問い合わせください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。