アンジェスが、米エメンドバイオを2億5000万ドルで買収し、12月15日付で完全子会社化することを発表した。エメンドバイオは、ゲノム編集技術のベンチャー企業で、アンジェスは現在同社の持ち分法適用関連会社として出資している。完全子会社化により、アンジェスは経営権を掌握し、遺伝子治療用製品の開発を進展させたい考えだ。M&Aアドバイザーとしては、アンジェスが次世代ゲノム編集技術を活用した製品開発に注力することで、市場競争力を高めることができると考えられる。