アンジェスが、米エメンドバイオを2億5000万ドルで買収し、12月15日付で完全子会社化することを発表した。エメンドバイオは、ゲノム編集技術のベンチャー企業で、アンジェスは現在同社の持ち分法適用関連会社として出資している。完全子会社化により、アンジェスは経営権を掌握し、遺伝子治療用製品の開発を進展させたい考えだ。M&Aアドバイザーとしては、アンジェスが次世代ゲノム編集技術を活用した製品開発に注力することで、市場競争力を高めることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。