アルフレッサホールディングスは、テラファーマから再生医療等製品の製造事業を取得した。テラファーマは破産手続き中の東大発医療ベンチャーで、再生医療のサプライチェーンにおける機能強化を図るための取引である。取得価額は非公表で、取得日は2022年12月27日である。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:再生医療市場は今後も拡大が見込まれており、アルフレッサホールディングスの今回の取引は、同社の事業拡大につながるものと考えられる。ただし、再生医療市場はまだ未開拓の分野も多く、競合他社との差別化が求められるため、今後の展開に注目が必要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。