フリービットがアルクの全株式を取得し、子会社化することを決定した。2020年以降の「学習指導要領」の改訂に向け、ICTの活用が注目されており、英語など語学教育においてスピーキングやライティングの学習機会の向上が求められている。フリービットはアルクの語学教育コンテンツを活用し、事業拡大を目指す。取得価額は26億2000万円で、取得予定日は2018年9月28日。M&Aアドバイザーとしては、教育市場におけるICTの活用が進む中、フリービットのアルク買収は戦略的な意味を持つと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。