アドベンチャーが、旅行代理業のTETを全株式取得し、子会社化することを決定した。TETは日本航空の認可代理店で、国内線の仕入れに強みを持つ。アドベンチャーは、自社の航空券予約サイト「skyticket」との連携を通じて航空券販売事業の拡大を目指す。株式取得価額は2億8000万円で、株式取得日は2018年6月12日である。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:アドベンチャーのTETの買収は、航空券販売事業の拡大に向けた重要な一歩である。TETの国内線の仕入れ力を活かし、skyticketとの連携によって、より多くの顧客にサービスを提供することが期待される。また、航空券販売市場は競争が激化しており、今後もM&Aが活発化する可能性がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。