アスパラントグループSPC5号が金属メッキ加工や電線用伸線加工を主力とするFCMをTOBで子会社化することを発表。第1回TOBで古河電気工業が保有するFCMの保有株式のすべてを取得し、第2回TOBで完全子会社化を目指す。買付価格は1株あたり3050円で、買付代金は約28億6000万円。第2回TOBの買付価格は1株4200円で、買付代金は約32億円となる見込み。M&Aアドバイザーとしては、アスパラントグループのFCM買収により、同グループの事業拡大が期待されると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。