アステラス製薬が英国の創薬研究ベンチャー、ナンナ・セラピューティクスを買収した。買収代金は約90億円で、ナンナはミトコンドリア関連疾患や加齢、免疫代謝などの分野での創薬研究を行っている。アステラス製薬はナンナが持つDELs技術やスクリーニングプラットフォームを獲得し、早期創薬研究を強化する。M&Aアドバイザーとしては、アステラス製薬が創薬研究分野での競争力を高めるために、買収を行ったと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。