アステラス製薬が、米iota Biosciencesを約134億円で買収することを発表した。iotaは、超音波を用いた独自技術でバッテリーやケーブルの搭載を不要とする数ミリ以下の極小サイズの体内埋め込み型医療機器を開発しており、手術時や手術後の患者の身体的負担の軽減が期待されている。買収完了は2020年10~12月中を見込む。M&Aアドバイザーとしては、アステラス製薬が先端技術を取り込むことで、競争力を高めることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。