アステラス製薬が、米iota Biosciencesを約134億円で買収することを発表した。iotaは、超音波を用いた独自技術でバッテリーやケーブルの搭載を不要とする数ミリ以下の極小サイズの体内埋め込み型医療機器を開発しており、手術時や手術後の患者の身体的負担の軽減が期待されている。買収完了は2020年10~12月中を見込む。M&Aアドバイザーとしては、アステラス製薬が先端技術を取り込むことで、競争力を高めることができると考えられる。