アジアゲートHD、Allied Crownを完全子会社化しSincere Watchの株式取得へ。リゾート事業子会社を譲渡し、安定的な収益基盤の構築を目指す。取得価額は非公表。

アジアゲートホールディングスは、Allied Crown Investment Limitedの全株式を取得し、子会社化した。対価として、香港子会社の創進国際投資有限公司の全株式と貸付債権を譲渡した。目的は、香港証券取引所に上場するSincere Watch (Hong Kong) Limitedの株式取得であり、Allied Crownは同社の主要株主である。アジアゲートHDは、ゴルフ・リゾート事業、建設事業、不動産事業を3本柱とし、安定的な収益基盤の構築を経営課題としている。取得価額は非公表。M&Aアドバイザーとしては、アジアゲートHDの収益基盤強化に向けた戦略的なM&Aであると評価できる。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。