アサヒホールディングスは、子会社の紘永工業の全株式を永和ファシリティーズに譲渡することを決定した。紘永工業は消防設備工事を主力としており、東京五輪関連の建設需要に貢献してきたが、グループ全体の経営資源の最適配分の一環として譲渡することにした。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2019年8月1日となっている。

【M&Aアドバイザーのコメント】
アサヒホールディングスの紘永工業の譲渡は、グループ全体の経営資源の最適配分を図る上での戦略的な判断と言える。消防設備工事を手がける永和ファシリティーズにとっては、業務拡大の機会となる。今後、両社のシナジー効果が期待される。