アサヒ衛陶は、日本ライフエレベーションの株式51%を取得し、子会社化することを決めた。日本ライフエレベーションは、太陽光発電設備やオール電化設備の施工、内外装・営繕工事を手がける会社で、アサヒ衛陶は多角化戦略の一環として、住宅設備機器事業から派生する事業領域への進出を目指す。取得予定日は2023年4月5日で、交付する株式は新規発行する株式で賄われ、希薄化率は3.92%となる。M&Aアドバイザーとしては、アサヒ衛陶の多角化戦略による事業拡大に期待が寄せられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。