アクティオホールディングスが三信建設工業を完全子会社化するためのTOBを実施することを決定した。TOB成立後、三信建設は上場廃止となる。買付価格は1株あたり670円で、買付期間は2018年6月26日~8月7日。アクティオホールディングスは、アクティオの業容拡大にとどまらず、機械レンタルを軸に周辺業態を含めたバリューチェーンの拡大を打ち出しており、三信建設を取り込むことにより、シナジー(相乗効果)創出につなげる。M&Aアドバイザーとしては、アクティオホールディングスが業容拡大に向けた戦略的なM&Aを進めていることが伺え、今後も注目が必要である。