アクセンチュアがデータソリューション事業を手がけるALBERTを子会社化するため、最大424億円のTOBを実施することを発表した。ALBERTはTOBに賛同しており、買付価格は1株につき9180円で、買付予定数は462万6203株。買付期間は9月30日から11月14日までで、決済の開始日は11月21日。ALBERTは2005年設立で、ビッグデータ分析に強みを持ち、自動車、通信、金融機関など大手企業向けのプロジェクトを進めている。M&Aアドバイザーとしては、アクセンチュアがデータ分析分野での強化を図るため、ALBERTの買収に踏み切ったと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。