アキレスが香港子会社の崇徳有限公司の全株式を第三者に譲渡することを決定した。崇徳は中国の広州崇徳鞋業有限公司の輸出入を手がけていたが、業績低迷により新規事業への転換を模索していたが、事業継続が困難と判断し、シューズ製品の生産を終了した。譲渡先や価格は非公表で、譲渡予定日は2020年4月下旬となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:崇徳有限公司の業績低迷による譲渡は、アキレスの事業戦略に合致するものであると考えられる。今後、アキレスは崇徳の事業をどのように展開していくのかが注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。