アウトソーシングは、アバンセホールディングスの株式を追加取得し、子会社化することを決めた。取得価額は45億6200万円で、取得予定日は2020年11月2日。アバンセホールディングスは、人材派遣や業務請負を手がけるアバンセコーポレーションなど3社を抱える。アウトソーシングは、外国人材採用ネットワークの拡充を目的に、2018年8月にアバンセホールディングスに出資した。足元はコロナ禍で出入国規制などの影響を受けているが、中長期的には日本国内での外国人材活用は拡大の一途をたどると見込んでいる。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:アウトソーシングのアバンセホールディングス株式追加取得による子会社化は、外国人材採用ネットワークの拡充を目的とした戦略の一環であり、日本国内での外国人材活用の拡大に向けた取り組みが進む中、今後の成長が期待される。しかし、コロナ禍による出入国規制などの影響もあり、リスクマネジメントにも十分な配慮
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。