KTCによるアイ・エム・アイのTOBについて
KTC(埼玉県越谷市)は、アイ・エム・アイを完全子会社化することを目的に株式公開買い付け(TOB)を実施することを決定しました。KTCは、アイ・エム・アイの代表取締役社長である積賀一正氏が株式取得のために設立した新設会社です。TOB成立後、アイ・エム・アイは上場廃止となる予定です。
アイ・エム・アイの事業概要
アイ・エム・アイは、病院向けに医療機器の販売、レンタル、メンテナンスサービスを提供しています。厳しい経営環境が続く医療機器販売市場の中で、抜本的な事業再構築を行うため、MBO(経営陣による買収)を通じた株式の非公開化に踏み切った経緯があります。
TOBの詳細
今回のTOBにおける買付価格は1株あたり2620円に設定されました。これはTOB公表前営業日である2013年7月4日の対象株式の終値1630円に対して、60.7%のプレミアムを加えた金額です。買付予定数は374万4100株(下限は263万9751株)で、最大買付額は約98億円となります。公開買付期間は2013年7月8日から2013年8月19日までとされています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかずにM&Aをサポートし、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みの企業です。経営者の皆様が安心して次のステージへ進めるように、豊富な経験と専門的な知識を活かしてサポートを行います。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。