アイビーシーは、保険版フィンテックに関するソフトウエア・サービス開発子会社のiChainの全株式を、iChain取締役の後藤昌紀氏に譲渡した。譲渡価額は非公表。これに伴い、貸付金の一部約1億3500万円を債権放棄する。経営資源の最適配分の一環で、新型コロナウイルス感染の影響による先行き不透明感から成果を出すまでにはなお多くの時間を要すると判断した。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:アイビーシーは、経営資源の最適配分を行うことで、将来的な成長に向けた戦略的な判断を行っている。今後も、業界の変化に対応しながら、事業の拡大や新規事業の開発に注力していくことが求められる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。